WORKSHOP 
2025.11.15(sat) 14:00~/16:00~
朗読のデザイン・発表会
現代の朗読表現ワークショップ

朗読家 佐野真希子による朗読ワークショップ(全6回)受講生による発表会。

6回にわたり開催した朗読ワークショップ「朗読のデザイン」。その締めくくりとして、受講生による朗読発表会を企画しました。「舞台の上で、しっかりと響く“芯のある声”を使い、いきいきと話しているように作品を表現する」ことに重点を置いたワークショップ。その練習の成果をぜひお聴きください!

日時: 2025年11月15日(土) 14時~/16時~
料金: 無料
定員: 各回14名(予約は不要です)
会場: 朗読専用劇場 アールラボ


【朗読順と作品】

①水谷英美

『予感』山川方夫
これから起こる出来事の吉凶を「予感」できる男がいた。妻とのバス旅行の途中、これまでにない激しい「予感」を感じていたが、必死で平静を装っていた。しかし「予感」はひっきりなしに何かを訴えかけてくる。最後に二人を待ち受けていたのは……。
いつか読んでみたいと思っていた作品……山川方夫さんの作品のもつ「ドキドキ感」を表現できたら嬉しいです。

②森田紀子
『ハグとナガラ』~旅をあきらめた友と、その母への手紙~ 原田マハ
同世代の大好きな作家、原田マハさんの作品を朗読します。親が歳を重ね、自分も歳を重ね、今まで気がつかなかった事、思いもよらなかった感情に出くわす事があります。そんな中でも大切にしたい想いを、重くならずに、暖かく、ほんのりとお伝え出来たらと思います。

③汐ともこ
『骨を孕む』虹乃ノラン
一見、不思議なタイトルのこの作品に惹かれのは、自分の中に留めておくような、人には話せないよう思いが、『私』の言葉で淡々と語られているところでした。『私』の行動の理由と、その奥にあるものを感じとっていただけたら嬉しいです。

④嘉川絢子
『パパイヤと五家宝』森絵都
仕事帰り、高級食料品を取り扱うスーパーマーケットにて買い物を試みるとある女性の日常の一コマを描いた短編『パパイヤと五家宝』を朗読させていただきます。軽妙な文章が紡ぎだすクスッと笑えるこのお話の魅力を、ワークショップにて学んだことを活かしながら丁寧にお届けできたらと思います。ぜひお気軽に聴きにいらしてくださいませ。


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